ケヤキがやって来た

飛騨の材木屋さんにお願いしていたケヤキが、製材・乾燥を終えてやってきた。今回が飛騨地方に生えていたケヤキを現地で挽いてもらったもの。ちょっと特殊な乾燥方法で短期間で乾かしてもらいました。本来であれば1年以上天然乾燥と人工乾燥機で乾かしますが、なんとその1/3の期間で仕上がってきました。信じられません。実験段階ではありますが、問題なく行けるのではないかと思っています。早速展示用のテーブルの制作に取り掛かりたいと思います。

 

軽トラックに積んである分で、直径約58㎝、長さ2.2mの丸太を製材したものになります。これでテーブル3台くらい作れるでしょうか。

元々はこんな立派な丸太でした。

 

昔からケヤキは日本人にとってとても存在感のある特別な木であるように思っています。ケヤキ信仰というか、日本のKING OF WOODとしてDNAに刻み込まれているのではないかとも思います。とても愛されてきた木でしたが、最近では住宅のテイストに和風過ぎて合わないとか、木目が強過ぎてちょっと、などと嫌厭されがちでした。作り手がもっと扱い方を考えることで、もっと現代の住宅事情や趣味嗜好に一致したものを提案できると考えています。是非樹種選びの際には、ケヤキも候補の一つに挙げてみてはいかがでしょうか。

 

円い食卓 /DT-R

φ1100×H710㎜

ケヤキ材 オイルフィニッシュ仕上げ

ひと葉さんの球根アレンジメントのWSの ご案内

   

ひと葉さんのワークショップのご案内。長岡開催はnineが会場です。nineで球根アレンジメントは初ではないでしょうか。この機会にぜひご参加を。

以下、ひと葉さんのSNSより。

3月の球根アレンジメントのWSの
ご案内です。
2月に新潟市シュガーコートプラスさんで
開催するWSと同じ内容です。
3月は長岡市nineさんと魚沼市のアトリエにて。
ご予約お待ちしております。
「春の芽出し球根アレンジメント」
春が待ち遠しいこの季節、お部屋で
球根植物を楽しんでみませんか。
土もオアシスも使わずに、
苔を使って器に芽出し球根を寄植えます。
水仙、ムスカリ、ヒヤシンス等
その香りと共に、順を追って咲いていくのが
楽しみなアレンジです!
長岡会場
◇3/2(土) 10時〜12時
◇参加費:4,620円(ハーブティー付き)
◇持ち物:ハサミ、持ち帰り用袋
◇会場:nine (長岡市福島町2525-7)
魚沼会場
◇3/3(日)10時〜12時
◇参加費:4,620円 (ハーブティー付き)
◇会場:アトリエひと葉
(魚沼市今泉1137)
◇ご予約
お電話※受付8時半から18時
(ひと葉:09038104979)
もしくはひと葉インスタdm、
またはFBメッセージから
ご予約の際には
1.お名前(フルネーム)
2.お電話番号
3.ご参加WSのお日にちをお知らせ下さい
※ご予約受付は3営業日以内に返信させて頂きます。それを過ぎても返信が無い場合は
お手数ですが再度ご連絡をお願い致します。
◇キャンセルポリシー
4日前より全額

テーブルメンテナンス(ブラックウォルナット編その1)

7年間使用したブラックウォルナットのダイニングテーブルの天板をキレイにします。

7年間ほぼノーメンテナンスでこの状態です。さすがに傷がついていたり、カサカサになって油染みや輪染みもありますので、しっかり削っていきたいと思います。

さて仕上がりはどうなることでしょう。

味があるといえばそうですが、さすがに使用感が強いです。

見る角度、光の当たり具合で色味、汚れの見え方も違います。

土ものの器と言いますか、作家さん物の器、ざらっとしたものは引きずると傷がつきます。重い器注意です。

しつこい油染み。カサカサになっていると付きやすい。日頃からオイルやワックスを塗っておくことをお勧めします。

絵の具でしょうか?拭いても落ちない汚れ。

輪染みは思ったより少なかった。

テーブルメンテナンス(ブラックウォルナット編その2)

サンダーで削っていきます。

普段さらっとお手入れする時は、#400程度のペーパーを当て木やコルクに巻き付けて、木目方向にあててください。

全体に満遍なく、同じところだけ擦らないように、均等に。

大体傷も消えるくらい仕上がりました。

そしてオイルの再塗装。たっぷり塗ります。

水槽台

ネイチャーアクアリウムというのでしょうか。水槽の中に自然の景観や生態系を再現して愛でる。とても綺麗で心奪われますよね。インテリアにあるととても贅沢な気持ちになります。お手入れ、メンテナンスも大変なのでしょうが、それがまた楽しいのですよね。

水槽のサイズアップの際に、従来の使用していた台の重さに対する強度に不安があった為、作り替えたいという依頼でした。

厚みのあるナラ材を使用し、ご希望で節のワイルドさを強調。支給の鉄脚を組み合わせ、今まで使っていた籠がピタリと2つ入るように。

お客さんも満足の力強い仕上がりだったようで、大変よろこんで貰えました。

水槽の乗った写真を送ってもらいました。中に水や生き物が入った様子も楽しみですね。

ありがとうございました。