ウィンザーチェア製作

椅子4脚分のパーツです。黒い材料ブラックウォルナット四角いのが座面、曲がっているのが笠木(背もたれ)で白い材料はメープル材で脚などになります。

笠木はトリマーやルーターで面を取り、鉋をかけて成形しサンディングします。柔らかみを帯びた形になります。

脚など棒状のスピンドルはボール盤という機械で穴をあけて差し込むというシンプルな工法。古代から伝わる椅子などにも似たようなつくりのものもあります。

意味もなく仮組みをしてみたくなります。脚はボール盤で穴を貫通させてクサビを打ち込み強度を出します。

座面を成形し、座ぐりといってお尻の当たる部分を鉋で削って凹ませます。上手に削れれば硬い木から柔らかい感触を感じます。どんどん組み立てて行きます。

組み上がったウィンザーチェア。並べて後ろから見たときにスピンドルが立ち並ぶ様子が気持ち良いです。オイルフィニッシュを施したら完成となります。1台はソープフィニッシュのリクエストです。