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ピンとくるまで妥協しない。nineとの出会いで見つけた、心地よい暮らし

ピンとくるまで妥協しない。nineとの出会いで見つけた、心地よい暮らし

「ピンとくるものがない」という感覚を信じて

リノベーションすることが決まると、昭史さんは家具選びに取り掛かりました。前の家では座卓で食事をしていましたが、建て直すにあたり、最初の段階からテーブルは入れようと話していたといいます。

しかし、休みの日に家具屋さんを巡って、さまざまなダイニングテーブルを探し回りますが、なかなか思うようなテーブルに出会えません。

「なんか、ピンとこなくて。無垢の天板を使ったテーブルはたくさんあるんですが、脚が微妙に太かったりして、何を見てもしっくりこなかったんです」

実は、昭史さんは以前家具屋さんで働いていた経験があり、インテリアコーディネーターの資格を持っていました。家具に対する知見をすでに持っていたのです。「もうね、家具に関しては本当に厳しいの。私がこれがいいと言っても全部却下。こだわりが強かったんです(笑)」と知美さん。しかし、昭史さんは「二度と買わないつもりだったから、絶対に妥協したくなかった」と当時を振り返ります。

そんな思いを抱きながら、オーガニックスタジオ新潟さんを訪れたときのことです。ふと目に入ったのが、打ち合わせで使われていたnineのダイニングテーブルでした。昭史さんは以前、住宅雑誌でnineの存在を知っていました。でも、当時は家具を買うタイミングじゃない。それなのに行くのは申し訳ないし、そもそもオーダー家具はハードルが高いと感じていました。

けれど今、既製品ではピンとくるものが見つからない。何度も何箇所も家具屋を巡ったのにどれもしっくりこない。その気持ちが、湯本さん夫妻の背中を押してくれました。

「値段もあまり変わらないし、オーダーでぴったり作ってもらえるのがいいなと思って。ホームページもすごく素敵だったので、インスタの DM で思い切って連絡してみました」

「暮らし」を考えた家具を提案

nineとDMでやりとりをして、お子さんと一緒にショップへ。実物を見ると、その予感は確信へと変わります。

「nineさんの家具は主張しすぎず、でも無垢材の存在感もあり、かと言って重苦しくならない『ちょうど良さ』がいい。主張しすぎないから暮らしに溶け込むんじゃないかなと思いました」

こうして、家具の相談がスタート。打ち合わせの過程で湯本さん夫妻が感じたのは、単なる「サイズオーダー」ではない、暮らしやすさを考えた提案力でした。

依頼しようと思っていたのは、ダイニングテーブルとテレビ台。まずは、nineの定番商品であるダイニングテーブル(DT1→link)を見ながら、「もう少し軽めのテーブルがいい」と天板を薄めに、脚を細めに、サイズは1800mmで、と希望を伝えます。そして、nineから提案されたのが、天板が5mm薄く、脚が10mm細くなったダイニングテーブル。新たな定番商品DT1-light(→link)のテーブルができあがった瞬間でした。

高さも椅子に合わせて。手すりが中に入るように設計した

テレビ台も間取りの図面を見ながら打ち合わせます。そのときにnineが気になったのは、テレビ台とソファの位置。窓に向かってテレビ台の横にソファを置く予定だったので「引き出しは取り出しやすいように、ソファ側じゃないほうがいいのではないか」と提案。さらに、配線をスッキリさせるために背面にコードを入れる穴を提案します。

「ソファを置く場所によって引き出しの位置を変えるなんて、考えてもみなかったので本当にありがたかったです」と昭史さんは振り返ります。

通常は引き出しが左側に来るが、ソファの置く位置を考えて引き出しを右側へ

こうした細部への配慮だけでなく、何度もやりとりをして感じたのは、nineの気さくで親しみやすい姿勢でした。実際に住み始めたときに何が必要かを考えて提案してくれる。その提案力とnineの人柄から、以前の家で愛用していた座卓のリペアも相談します。

この座卓は昭史さんが家具屋のころに配送先のおじいさんから譲り受けたもの。知美さんよりも付き合いが長い家具だといいます。

「この座卓も無垢材なんです。もしかしたら、私の手に渡るよりももっと長く使われてきたかもしれない。そう考えると残したいという気持ちが強くなっていきました」

クリ材を使った座卓。昭史さんは脚の形も気に入っているという

経年とともに塗装がさらに黒く、厚くなっていた座卓。これを次の家でも使えないかとテーブルとテレビ台の打ち合わせのときに相談すると、nineから「状態を見てからの判断にはなりますが、持ってきてもらえれば」といわれます。さっそく次の打ち合わせ時に持っていくと、nineはそのテーブルから職人としての想いを感じ取りました。

同じ原木からとった材料で作った「共木(ともぎ)」と考えられる

通常、天板はまっすぐの別々の木材を合わせて作られるもの。しかし、このテーブルは違っていました。天板に使われた木の表情から、おそらく職人が一本の丸太から取れるだけの材を活かし、無駄なく、大切に、そして丁寧に使い切ろうとしていたことが伝わってきました。nineはその想いを感じ、黒い塗装を剥ぎ、きれいに研ぎ直します。

こうして、ダイニングテーブルとテレビ台、そして座卓のリペアをnineが担当することになったのです。