Category : メンテナンス

不具合の調整は遠慮なくご相談ください

不具合調整の出張に行...

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不具合調整の出張に行ってきました。

 

無垢材の家具は木が動きます。伸びたり縮んだり、時には反ったり。最悪の事態でヒビや割れが発生することもあります。原因としてエアコンや暖房などでの過度な空調や直射日光、または極端な湿気によるものと考えられます。とはいえ普通に快適な環境で使用していても、天然の木なので若干動いたりするものです。それを想定して不具合が出ないように反り止めをつけたり工夫して製作をしておりますが、それでもたまにですが不具合が発生してしまうこともあります。

 

今回は天板裏の反り止めの鉄板を止めているビスが、木の伸縮や反りの影響を受けて木のネジ穴がボロボロになることにより外れてしまうという状況でした。ビスは緩んできたりするので閉め直しをお願いすることはあるのですが、外れてしまうのは初めての事例でした。

 

ということで出張お直しに行ってきました。広がってしまったビス穴を埋めて、クランプで天板と反り止めを寄せつつビスでしっかり固定。これで元通りに。そんなに難しい作業ではないのですが、作り手がサッとやって来てパッと直してくれるのであれば、お客さんは安心して無垢材の家具を使って頂けると思っております。しっかりとアフターもケアしてあげることが、無垢材家具屋としてはとても大事なことと考えています。

 

せっかくなので天板のメンテナンスも。1年ほどの使用でしたがとてもキレイでしたので、軽く#240〜#400のペーパーをあてオイルを塗って終了。艶がよみがえりお客さんも喜んでおりました。オイルでなくてもお渡ししているワックスや蜜蝋などでも結構ですので、たまに塗って貰えると水や汚れを弾きますのでよりキレイに使って貰えると思います。簡単ですので是非。

 

ご迷惑を掛けてしまったのにお土産までいただてしまい帰路に着くのでした。ありがとうございました。

不具合やメンテナンスのご相談ありましたら遠慮なくご連絡いただけたらと思います。誠心誠意対応いたします。

遠方の場合は少しお時間をいただくかもしれませんがよろしくお願いします。

 

テーブルメンテナンス(ブラックウォルナット編その1)

7年間使用したブラックウォルナットのダイニングテーブルの天板...

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7年間使用したブラックウォルナットのダイニングテーブルの天板をキレイにします。

7年間ほぼノーメンテナンスでこの状態です。さすがに傷がついていたり、カサカサになって油染みや輪染みもありますので、しっかり削っていきたいと思います。

さて仕上がりはどうなることでしょう。

味があるといえばそうですが、さすがに使用感が強いです。

見る角度、光の当たり具合で色味、汚れの見え方も違います。

土ものの器と言いますか、作家さん物の器、ざらっとしたものは引きずると傷がつきます。重い器注意です。

しつこい油染み。カサカサになっていると付きやすい。日頃からオイルやワックスを塗っておくことをお勧めします。

絵の具でしょうか?拭いても落ちない汚れ。

輪染みは思ったより少なかった。

テーブルメンテナンス(ブラックウォルナット編その2)

サンダーで削っていきます。 普段さらっ...

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サンダーで削っていきます。

普段さらっとお手入れする時は、#400程度のペーパーを当て木やコルクに巻き付けて、木目方向にあててください。

全体に満遍なく、同じところだけ擦らないように、均等に。

大体傷も消えるくらい仕上がりました。

そしてオイルの再塗装。たっぷり塗ります。

家具のメンテナンス

最近家具のメンテナンスに使っているワックスとオイルで...

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最近家具のメンテナンスに使っているワックスとオイルです。HOWARDというメーカーのものです。どちらかで良いと思いますが、左がワックスでカサカサしてきた表面に艶と潤いを与えます。右が汚れ落としの効果も期待できるオレンジオイルです。1年に1度でもよいのでオイルで拭いてあげるとだんだん深みのある艶が出てきますよ。ネット等で購入できます。左が1,500円で右が1,995円。たっぷり使えておススメです。

 

 

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