卵の底

 

こちらもnicoさんから製作依頼を受けた楕円形のローテーブル。サイズは1800×900ミリと大きめです。楕円のテーブルは形を決めるのが1番難しいポイントとなります。すこしのRの違いで印象はガラリと変わります。そこで建築士さんとの打ち合わせで我々が採用した方法とは。先ず私がサブロクのベニヤ板をバーンと差し出し、建築士さんはおもむろに鉛筆を取り出しサササーと現物大のラインを引く。そしてRの形は卵の底のようなイメージでとの指示を受ける。以上。
パソコンやCADなど便利なものは多々ありますが、紙と鉛筆のようないたってシンプルな方法が1番思い通りのイメージを共有し合えるんだなと感じた打ち合わせでした。