代官山へ

昨日は仕事をおサボりして代官山へ行ってきました。やはり見ておきたかったTRUCKの東京での展示会。スタッフのみんなとも久しぶりに会えて嬉しかったな。大盛況であまりゆっくり話もできなかったけどみんな元気そうで良かった。新作の家具ももちろん見応えあり。形的にはシンプルで素朴な印象を受けるが、醸し出す雰囲気はやはりどこにもないものだと思う。素材やパーツ、背板や見えない底板にまで徹底的にこだわり抜いているのがヒシヒシと伝わって来る。なかなか大阪に行く機会のない方、東京でご覧になれるチャンスです。8日まで。夜は10時までやっているそうです。

Hanger rack for G.F.G.S.

ご存知加茂のカットソーブランドG.F.G.S.の展示会用什器として製作したハンガーラックです。G.F.G.S.のアイディアはいとも簡単に木工のいろはをぶっ壊してくれます。凝り固まった私の発想だけではこんな面白いものはつくれなかったでしょう。家具をつくることに対して、自分で制約をつけてしまっているなと気付かされた今回のコラボレーションでした。

 

DMスタンドや

 

BOOKスタンドも製作させて頂きました。

試作

お家で使うバゲット用のカッティングボードとお盆をつくって欲しいと美紀さんから図面を渡されました。試作を見ながらここをこうしてほしい、ああしてほしいと容赦ない注文が飛んできますがそこにはユーザーのニーズが詰まっています。お家で使ってみて具合がよかったら、イベント出店時用の小物として販売されたりもします。今年は5月、6月に出店予定があるのですが果たしてこの2つはお店に並ぶのでしょうか。お楽しみに。

 

掲載誌

「PLUS1 Living」
大阪は谷町6丁目の雑貨屋さんcarbon店主のお家が取り上げられていて、そのページでちょこっとnineのさをりスツールkidsが紹介されています。書店で見かけたらチェックしてみて下さい。

シンプルということ

ナラ材のダイニングテーブル
1800×800×700㎜
シンプルでどこにでもあるような形かもしれません。だからこそ、それぞれ比べてみると素材や材木の使い方、面の取り方や表面の仕上げ方、細かなディテールなどが確実に違います。一見気づかないかもしれない、作り手の自己満足とも言われかねないこだわりが、家具の持つ雰囲気を左右するひとつの要素だと思います。