手掛かり

引き出しの前板になる材料です。引き出しやすいように指がかかるように手掛かりを掘ります。先端が12Rの丸いチップソーで削ります。下の写真の左側の手裏剣みたいなやつです。なんてことない溝なのですが、油断の出来ない危険な作業なのです。

 

チップソー

木材を切断する刃物です。これが高速回転して硬い材木も切断してしまいます。刃の厚みが違ったり、形が違ったり色々な種類があります。手裏剣みたいでもあります。作業的には非常に危険なので注意が必要です。

 

正解はない

先日娘のピアノの発表会を観に行ってきました。こんな節目節目に子供の成長を感じますね。両手で弾けるだけですごいなって思っちゃいますが、大勢の人が見ている中で立派に演奏しました。ガチガチに緊張してましたけどね。でも実は最近ピアノを辞めたいと言い出していて、無理にでも頑張らせて続けることの大切さのようなことを学ばせるが良いのか、ヤル気がない事を続けさせるよりもほかに夢中になれることを探させた方が良いのかなど、親としてもどのように育てていくのか考えさせられております。どちらも正解はないと思うのですが難しいですよね。なんて考えさせられたピアノ発表会でした。

 

簡単でいいよ~って言われたもんだからパンパンパンとつくりました。針葉樹合板を切ってビスでモンだだけですがD.I.Y.感がいい具合に出ていて悪くないなと思いました。ふと思いつき、持ちやすいように取っ手穴を開けました。さりげない優しさを気づいてもらえるかしら。

さをりの報告

先日久しぶりにワークセンターほほえみにさをり織りを仕入れに行ってきました。さをりスツールが雑誌に掲載されましたよと報告すると眼鏡をかけ直して嬉しそうに見てくれました。全国誌という響きに多少ざわつきも。少しでも製作の励みになってくれたらこちらも嬉しいです。今回は花の二八こと近藤さんが「冬」というテーマで織り上げたグレーを基調としたさをりがヒットでした。これぞ新潟の冬といった雰囲気が伝わってきました。いままではカラフルでポップな色調が多かっただけに貴重な渋い柄です。でももう春が来てしまうので来シーズンまで取っておこうかな。