夏のさをり情報

8月1日からの『暮らしと家具』展にはもちろん「さをりスツール kids」もズラリと登場します。ワークセンターほほえみの織り手さんたちが素晴らしいペースで仕上げてくれて、かつてないほどいろんな柄が揃っております。写真はほんの一部ですが相変わらず生き生きとした力が伝わってくる生地です。
たくさんあるので8月9日(土)~17日(日)に長野善光寺の松葉屋家具店でtricollageを開催する企画制作室Bridge 小林あかねさんにも販売をお願いしました。こちらは第2回目の開催です。8月はさをりにも会いに来て下さい。
さをりスツールkids
size 300×200×200㎜
price ¥14,000-(税別)

ネコ

8月のtanneさんでの展示会の準備をしつつ、ご注文を頂いている家具の製作も順調に進んでいます。こちらはウォルナットのテーブルに天板を取付ける前の状態で、内側から隅木(すみぎ)という補強を取付けているところです。この隅木、関西ではネコと呼びます。木工の専門用語が西と東で違ったりするのも面白いです。なぜネコなのか椅子の師匠のひでちゃんに聞いたところ、猫のようにピタッと寄り添うからやと大真面目な顔で答えてくれました。真意はわかりません。

多湿は嫌

梅雨が明けたかと思わせるほどのよい天気。90%に届きそうだった湿度も60%まで下がった。多湿を嫌って延ばし延ばしにしていたテーブルの天板の加工をまとめてやってしまおう。

梅雨の湿気

梅雨ですね。じとーっとしますね。この時期は木がよく動きます。カラカラに乾燥させた材料が湿気を吸ったり吐いたりするのでしょう、反ったり膨らんだりします。その影響をもろに受けるのが引出しでしょうか。あまり隙間をあけずに作ってしまうとこの時期だけ開かなくなるなんてことも。木が動くことも考えながら鉋で削って調整していきます。なんせ梅雨時のこの湿気はなかなか大敵なのであります。

 

いよいよ来週から

いよいよ来週から柏崎のギャラリーtanneさんで「暮らしと家具」展がはじまります。ちょこっとずつ新作などを紹介していこうかなと思います。
新しく椅子をつくりました。
nineのウィンザーチェアです。
ではまずウィンザーチェアについて説明を。
ベースとなった形のウィンザーチェアと呼ばれる椅子の起源は17世紀後半のイギリスまでさかのぼります。ウィンザー地方周辺で多く製造されていたことからこの名がついたという説もあります。王室や貴族が使用していた家具とは対照的にウィンザーチェアはそれぞれの土地で育つオークやビーチ、アッシュなど身近な樹木を使った無駄のない実用的なカントリーファニチャーです。現代の椅子のデザインや製法にもおおきな影響を与えていて、ウェグナーやモーエンセン、アアルト、渡辺力(私がはじめて体感したウィンザーは上松技術専門校の職員玄関に展示されていたリキウィンザーでした)などの有名な家具デザイナーたちがウィンザーチェアからインスピレーションを得て名作椅子を生み出しています。今日でもイギリスのみならず世界各地で愛用されており、日本でも根強い人気があります。
そんな近代木製椅子の原点でもあるウィンザーチェアをnineの解釈を加えて形に(リ・デザイン)できたことをとても嬉しく思います。すこし小ぶりなサイズ感は私たちの大きすぎないコンパクトな暮らしにそっと寄り添ってくれることでしょう。
8月の1ヶ月間展示しておりますので是非ウィンザーチェアに腰掛けに来て下さい。