納品事例 三条市 N邸 ダイニングテーブル DT-1 lights

 

古道具好きな奥さまのお家にダイニングテーブルをお届けしました。

大好きな古い物に囲まれて暮らしている中で、なかなかその雰囲気に合って、サイズもちょうど良いテーブルとなるとなかなか見つからないそうです。

そんな中でnineに家具を見に来てくださった時に、展示していた栗の材料にピンとこられたようでした。さらに手触りもツルツルすべすべよりも、少し浮造り仕上げのようにボコボコしたような、ざらっとしたような仕上げがご希望とのこと。全体のイメージも軽くしたいとのことで、天板厚−5㎜と脚も10㎜細くして調整しました。

触り心地までご希望のあるケースは殆どなく、こちらも嬉しくなって気合を入れて製作に臨みました。お持ちの古道具にもしっくり馴染む仕上がりになったのでは無いでしょうか。ちょっと使い込めばさらに良い感じになるのは間違いなし。

定番のDT-1のスッキリ版といいましょうか、DT-1 lightsが新しい定番として加わりました。ウッドショック&円安で輸入のオーク材が難しくなっている状態なので、国産材の栗や楢、または在庫を豊富にしているチェリー材などを使ったDT-1 lightsのご提案が増えそうな気がしています。

 

栗材の木目はオーク材より木目がしっかり出る感じです。色はより薄く黄色味があります。ただ経年でより飴色に変化します。

定番のDT-1より若干細いシルエット。ちなみに合わせているnine chairは楢材。材は違えど、そんなに違和感がありません。

上品な木目です。

 

納品事例 長岡市 I邸 ダイニングテーブル&ベンチ

意外と以前どこかでお会いしていたり、以前テーブルを納めたお客さんのお姉さんだったりたりと、何かしらのご縁で繋がってしまうのが、ホームタウンでお仕事をしているとよくあるものです。今回はまさにそんなご縁で製作依頼を頂きまして、ダイニングテーブルDT-1とベンチを納品してきました。

リノベーションされたご自宅はTRUCKのFKソファが鎮座し、古家具のカップボードと食器、インダストリアル系のものなどが混在してジャンクな感じになりそうなところですが、違和感なく統一感のあるインテリアとして感じるのは住まい手さんのセンスの成せる技だと思います。見せる収納というのでしょうか、程良く滲み出る生活感がとても居心地の良い空間をつくっています。その技量がnineチームにも欲しい!(見せる収納が苦手)と思わせる納品でした。

大変気に入ってもらえて、喜んでいただくとこちらも嬉しくなります。

ありがとうございました。

建築士記念事業として開催される「蟻塚学講演会」のパネルディスカッションに参加します

6月26日(日)に建築士記念事業として開催される、「蟻塚学講演会」のパネルディスカッションに、声を掛けていただき参加することとなりました。

何も東京に行かなくても自分のやりたり仕事はできる、夢は叶う。などと仰々しくは言えませんが、地方での仕事の仕方、暮らし方は確実に変わって来ていて、それを実践している方々のお話を聞くのはきっと興味深いに違いないと思います。もはや地方の方が心地よく働けて暮らせるのではと感じて頂けるのではないでしょうか。

でも東京楽しいよねー。どっちもいい!

建築関係の方以外でも参加できますので、ご都合よければ是非。

納品事例 上越市 川のほとりの住まい nKテーブル

建築設計:暮らしの工房

設計の岡沢氏は、いつもどうしてこんなに景色の良い物件ばかり手がけるのかと思ってしまいますが、土地はだいたい施主さんが探してくるので設計士はそんなに選べないもの。不思議だ、きっと土地に呼ばれているに違いない。その素晴らしい景観を建築に取り入れるのが上手だからそう思うので、新築検討中の方もそう思うから彼に依頼するのだろう。

さて、その岡沢氏が設計したnKテーブル、横から見ると天板が少し浮いているように見えるこのテーブル。暮らしの工房のお家には標準装備です。椅子はCH24とJ39。建築の中における家具の役割をしっかりと意識して設計に組み込んで頂いていると感じます。建築の中で人間に触れているものは家具が多いのは事実。予算の問題で手を抜かれがちな家具ですが、住宅ローンに家具の費用も組み込むことで、より質の高い暮らしを体感できるのではないでしょうか。優先順位の中で家具をもっと上位にあげてほしいなと常々思っております。

nKテーブルは各物件の設計により、またその時の材木の仕入れによって少しずつ仕様や寸法が変わることがあります。それは仕入れた材木を無駄なく有効に使うためです。時に節があったり、幅が20㎜大きかったり。大らかな気持ちで製作しております。

 

川のほとりの住まいのnKテーブル

サイズ W1600×D850×H700㎜

材料 東北産の胡桃(節有り) オイルフィニッシュ仕上げ

 

 

籐張りテレビボード

ご要望に応じてカスタマイズできるnineのテレビボード。

今回のお客さまはルーターや配線がゴチャゴチャしているので隠したいというのが一番のご希望。

他の収納スペースには本を入れたいということで、それに合わせて高さの寸法が決まる。棚板は無し。

本の背表紙は見えていても良いとのことで2枚の引き戸仕様に。

後ろの壁にピッタリ付けたいので、テレビなどの配線はスマートに穴を通るように。

という条件を踏まえつつ、nineテイストを盛り込んでこのような形に仕上がります。

つまみは真鍮で自作しております。