浜松へ納品と秋野不矩美術館

ダイニングセットを納品に浜松まで。お客さまは1995-1996に香港で勉学を共にした友人でかれこれ20年来のお付き合い。久しぶりの再会を兼ねて遠路浜松へ。無事に納品を終え香港時代の仲間が集まりプチ同窓会に。とても良い時間をつくってくれた友人たちに感謝です。
帰りに秋野不矩美術館に寄り道。実はかなり楽しみにしていたこの旅の第2の目的。この建物の設計は藤森照信氏によるもので降りしきる雨と相まってとても幻想的な雰囲気を醸していました。脚の裏から頭の先までじわーっと刺激を受けて来ました。

 

TV台

籐張りのテレビ台です。ワイド1600㎜で三分割の左右に引出しを2杯ずつ配置し、センターには可動棚を1枚。前面に籐張りの引き戸が2枚あり右へ左へ色々配置することでいろんな表情を楽しむことができます。センターに置いたAV機器を引き戸で隠してしまっても、リモコンがちゃんと効きますのでご安心を。

 

ちぎり

本棚の中段には3個の箱型のトレーを配置。角は留めで45°、それに強度をもたせる為にちぎり加工を。用と意匠を兼ね備えた加工は先人の知恵と技術を感じます。

 

掲載誌情報

掲載誌のお知らせです。「チルチンびと」でnineの家具をご紹介して頂きました。P70、P94、P96、P97に載っておりますので是非ご覧になってください。

 

田上町 H邸 書棚

先日本棚を納品しました。見た目の雰囲気はもちろんの事、カーレンレールまでの高さ、窓枠までの距離、出過ぎない奥行き、収納する本の寸法、裏に通す配線コードなど様々な条件を落とし込んでオーダー家具は完成します。そこにオーダー家具の難しさやり甲斐があります。ピタリと収まった本棚にこれから本を並べるのが楽しみだというお客さまのお言葉が嬉しいかったです。