納品&2015年の〆

新しい場所からの初納品は今年最後の納品でした。新しい年を新しいテーブルで迎えられたら嬉しいだろうなと思い、ちょっと前倒しで完成させました。間に合って良かった。

2015年は本当に皆様に支えられてやってきました。ありがとうございました。店舗兼住居に関してもたくさんの方々のご協力をいただき、またご迷惑をおかけしてしまった方も少なからずいらっしゃいますが、ようやく完成まで漕ぎ着けました。長岡で家具をつくり始めて7年目にしてようやく家具屋らしく営業ができるようになります。やっとスタートラインに立てるという感覚でいます。私たちにしかできないやり方で、ここでしかできないやり方で真摯に家具製作に向かい合い、お店を切り盛りしてゆきたいと思っております。
来年はいよいよ新店舗オープンに向け色々と整えてゆきます。今後ともnineをどうぞよろしくお願い致します。

座卓納品

この日は新潟市まで納品でした。2000×800㎜のオーク材の天板にゴツい鉄脚の座卓は超重量級。前日たまたま打ち合わせに来られた力持ちさんに車への積み込みのお手伝いをしてもらったり、当日の現場は2階のリビングへ上げなければならなかったのでハウスメーカーさんや大工さんのお力をお借りしてなんとか搬入成功。ご協力ありがとうございました。木と鉄の素材感をたっぷりと生かした仕上げにしておりオーガニックなお家の雰囲気に馴染みそうでした。造作のキッチンとも相性が良さそうです。

 

入り口ドア引き手

nine新店舗の入り口のドア引き手を製作しています。ありがたいことに現場監督から他の物件の解体で出た黒檀の床柱を頂戴したので加工して使わせてもらいます。今まで床の間を飾ってきた黒檀も形を変えて新しい店舗で皆さまをお待ちしております。一番最初にお客さんが触れるとても重要な役割を担ってもらいます。その役に相応しい銘木です。削り屑が挽きたてのコーヒー豆のようです。硬い!

 

穴ぐら 自主施工ー番外編ー

屋根裏に収納スペースがあるのですがそのうちの一つは通称穴ぐらと呼んでいます。写真の通りに人がギリギリですり抜けられるくらいの穴です。なんとそこの奥の奥までしっかりとクロスが貼ってあるし巾木も取り付けてくれています。大変だっただろうな...ここまでやって頂いたのなら我々も奥までしっかり塗らせてもらいます。こういう狭い隙間とか押し入れとかに入るの結構好きだったりします。

自主施工ー床塗装編ー

この日はコンクリート床の補強材の塗布と屋根裏の床のペンキ塗りを自分たちでやらせて頂きました。慣れない作業で腰がイタタで延びてしまっているひともおりましたが、楽しく塗り塗りできました。仕上がりは素人仕事なので大味な感じですがそれもまた良しです。翌日は栗のフローリングのオイルフィニッシュと屋根裏床の2度塗り。さらなる助っ人たちのお力をお借りして予定よりも余裕をもって終了できました。現場監督がばっちり掃除をしておいてくれたのがスムーズに作業を進められた要因。やっぱり下準備は大事。