大工だったおじいちゃんが遺した、昔作ったケヤキの1枚板の天板。その形がゆえになかなか使いにくかったようで、お家を新築する際に何とか形を変えて使えるようにできないかとご依頼がありました。
随分といろんな所に断られたようですが、おじいちゃんの想いを今に繋げてゆくことも、我々のできる仕事ではないでしょうか。
先ずは使いやすい長方形にカット。しかし、切り込み線上におじいちゃんが節埋めで施した葉っぱの埋木が。切るか残すか悩ましいところ。それにしても強引に取り付けられた反り止め部材が外れない。ネジも全部キレてるし…。ハツるしかないな。天板も反りっ反りだし、平に削るしかないな。
さてさて、無事に形になるのかしら。