接合部分

これベンチの脚なんですけど、6本あるうちの真ん中の2本です。(ひっくり返してます)丸い棒状の脚に対して幕板が3方向からささっているのですが、スッキリきれいに納まってしかも強度を持たせるために接合部分に工夫をしてみました。ホゾががっちり効いています。少々実験的な試みでしたので無事に加工できてホッとひと安心です。

家具製作

クラフトフェアも終了し、急かされていた仕事も無事出荷を終え、なんだか久しぶりにじっくり家具製作に向き合ってるような気がしています。ブラックウォルナットのテーブルは2000×800㎜で割と大きさがあるし、構造も少しややこしいので集中を切らさずに取り組んでいます。

 

反り台鉋

Rの曲面を削るときは削る面が反っているカンナや南京鉋を使います。ちなみに右側の南京鉋は自作です。始めは全然削れない使えないものでしたが、私の椅子の師匠秀ちゃんの手直しで見違える程ご機嫌に、さすがでした。久しぶり椅子製作、ちょっと時間を忘れてしまうほど楽しんでいます。

柾目の円卓

美しい柾目(平行できれいに揃った縞模様の木目)の円卓用天板。板目(材木らしい山形や筍型の木目)のほうが表情が出るが、柾目のあの凛とした雰囲気がたまらなく好きだ。材料的には歩留りが悪く値段が少々割高なのだが…。完成が楽しみ。なんとかタブチくんがいるあいだに完成形を見せてあげたい。