Category : ポイント
この隙間にピッタリ合うソファ...
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この隙間にピッタリ合うソファを、しかもたっぷりの収納ができるものを。ということでことで造り付けかのように、ピッタリと収まりました。事前に現場採寸した甲斐があったというものです。このような造り付けベンチタイプのソファは、お家を建てる時に一緒に組み込んでしまうのがベストなのかもですが(後付けだと少しコストが嵩んでしまいます)、家族の暮らし方は変わるものですし、この大容量の引き出しは大工さん仕事というよりは、やはり家具屋の出番といったところでしょうか。コスト面で少し厳しいところもあったかもですが、思い切って注文してくれたお客さんのためにも頑張って製作しました。悩んで決めたインディゴブルーの生地はお部屋を明るく彩ってくれています。コットンと麻のナチュラルな風合いが特徴な生地で、天然繊維ならではの肌触りは敏感肌さんにも優しいです。
自然素材の注文住宅、全館空調エコハウスでお馴染みのオーガニッ...
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自然素材の注文住宅、全館空調エコハウスでお馴染みのオーガニックスタジオ新潟さん。HP上のスッタフブログでnineを紹介していただきました。オーガニックスタジオ新潟さんでお家を建てられた方々にnineの家具を選んでもらっておりまして、ダイニングテーブルやテレビ台などを何軒かのお宅で使ってもらっています。ありがとうございます。
おすすめの家具屋さん①【nine/九里家具製作所】
オーガニックスタジオ新潟さんの手掛ける、自然素材を用いた品の良い雰囲気の建築とnineの家具はとても相性が良いなと勝手に思っております。笑。それと床下にエアコンを設置する全館空調床下暖房システムが、直接的な温風が家具にあたらないので、反りなどの動きが出やすい無垢材の家具には優しいのかなとも感じています。完成内覧会でもnineの家具が出張して展示されていることもありますのでお家だけでなく家具もチェックしてみてください。
新築計画の際に家具はどうしても最後の最後でどれにしようかなぁと考えがちですが、遅いと思いますよ。図面を引く段階で円いテーブルにするか四角にするかとか、椅子は肘掛けの有るものが良いとか、ソファは使いたくない畳に座る生活が良いとか、どのような暮らしをしたいかを考えるとおのずとどのような家具にしたいかも決まってきて、それにより間取りも決まってくるようなこともあるかと思います。もちろん設計士さんがその辺をさりげなく聞き出して図面に落とし込んでいるのですが。ちょっと大げさですが、施主側からもこの家具と暮らしたいんですってくらい主張してもよいのかなと家具屋は思っています。
計画の早い段階で家具を考え始めること。
全体の予算に家具をしっかりを組み込んでおくこと。
お家が完成してとりあえずで家具を揃えないこと。
以上3つが思い描いていた理想の暮らしに近づけるポイントかなと思っています。
実は改装にともなう什器の製作依頼を頂...
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実は改装にともなう什器の製作依頼を頂いたのですが、納期がどうしても間に合わずお断りした経緯があったのです。しかし店舗設計を担当したサルキジーヌさんよりせめてドアハンドルだけでも何かnineが作った証しを残してくれとの想いを受けて、大好きなお店の新装開店に少しだけでもお手伝いをさせてもらうことができました。ありがとうございました。
JAMES長岡店といえばお馴染みの女性スタッフお二人が力を合わせて楽しく切り盛りしている印象なので、それをイメージしてハンドルには2枚の真鍮プレートを合わせて埋め込んでいます。ブラックウォルナットと真鍮の組み合わせが2人のエレガントな雰囲気を表現しています。面取りを工夫することで握った時の優しさを感じてもらえると思います。
是非お店に脚をはこんでドアを開けてみてください。
自粛、ステイホームでストレスフルなニュースばかり...
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自粛、ステイホームでストレスフルなニュースばかりな毎日でしたが、少し前に納品に伺ったこのお家では子供たちが元気にお庭やお部屋を飛び回りとても楽しそう。ストレスレスなステイホームをエンジョイされているようでした。それはきっとこのお家が家族の暮らしをしっかりと受け入れてくれているからでしょう。心地よく暮らせるお家には設計、間取り、機能性、素材、照明、お庭、立地などいろいろな要素が関係してくると思います。何が優先されるかは人それぞれですが、私は家具もとても大きなウェイトを占める要素の一つだと思っています。新築を進めていくにあたり、新しい生活を想い描くときに、家具は最後に置くものだから一番後で、などと考えていると結局予算を使い切ってしまって、あれ?こんな感じではなかったぞということになってしまいがちです。家族が何人ならテーブルの大きさはこのくらいかな、動線がこうだから形は円の方が使いやすいかもとか。フローリングが無垢のナラ材だからテーブルはチェリーでも面白いかも、手でよく触れるところだしやっぱり無垢材だね。などと新しい暮らしっぷりを考える時には是非家具もお仲間に入れていただきたい、そう思っております。願わくばローンの予算に家具も組み込んでもらえたらベストなのですが。新築計画初期段階から相談に乗ります。nineの店舗兼住宅を建てた経験もお話しますよ。ご相談ください〜。
絶好の納品日和。小学生の女の子が使うデスク。...
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絶好の納品日和。小学生の女の子が使うデスク。お客様は小学校入学時にはデスクを購入せず、もうちょっと成長してからのタイミングで。うちにも小学校の娘がいるのでよくわかりますが、意外と低学年はデスクを使わずにダイニングテーブルとかで宿題したりしていることが多く、机がランドセル置き場になっていたりして。あわてずタイミングをみてじっくり選んでもらってもよいのかもしれないと最近よく思います。nineのデスクは大人になってもパソコンデスクやお仕事用にもきっと使ってもらえると思うので長く使ってもらえると信じております。納品するとご両親の方が使いたいくらいだとう声をよくいただきます。
納品に行ったときに住居を新築されたお客さんから「あぁ...
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納品に行ったときに住居を新築されたお客さんから「あぁいいですね。何と言いますか、家具が入るとようやくお家になりますね。」というお言葉をいただきました。まさに言い得て妙ですね。家具によって居場所がつくられると表現する建築士さんも居ります。建築と住人を繋いで暮らしをつくってゆくという役割を家具は担っていると思います。予算の都合上とりあえずで家具を揃えても機能は果たしてくれますが、新しく住居を構え、心地よい暮らしを思い描くなら、建築における家具の在り方をしっかりと考えてほしいなぁと家具屋は思うのでした。
新築完成のタイミングに合わせてプランニングの時からご...
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新築完成のタイミングに合わせてプランニングの時からご相談頂いていた家具たちが納品されました。製作が私ひとりだけなのでどうしても納期のお時間がかかってしまいます、完成やお引っ越しに合わせてのご希望であれば早めにご相談いただけるととてもありがたいです。ブラックウォルナットのテーブルはスペースの都合で長さを1500㎜にするか1400㎜にするかを悩まれていたので、お部屋がある程度出来上がった建築中にダンボールを持って行って現物サイズで打ち合わせをさせてもらったので納得の収まりとなりました。床のナラ材に対してブラックウォルナットと椅子の脚のハードメープルの組み合わせとなりました。素材を統一しなくてもそれぞれが引き立て合うようにまとまっていると思います。無垢材の持つ力でしょうか。経年変化でどんどん良い色に変わっていくのが楽しみですね。システムキッチンの人工的な素材との組み合わせることで、天然素材を用いている家具の質感がより強調されている気もします。
お客さまは困っておりました。リビングど真ん中の壁面...
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お客さまは困っておりました。リビングど真ん中の壁面に設置されたコンセント。そこにはモジュラージャックやLANケーブルや光ケーブル?など多種多様な配線関係がひとまとめになっており、それに付随する電話本体やWIFIルーター、アダプターそして配線。。。ひとまとまりになっている分ゴチャゴチャ感が半端ない。スッキリさせたい。いろんなお店を回ってもちょうど良いものが見つからず。リビングの目立つ場所なので折角なら良いものを、とのことでご依頼をいただきました。小さなキャビネットでコンセントを隠しその中に機器類や配線を収納するという案をご提案。背板をなくし、お部屋の幅木をかわす加工をすることで壁にぴたりとキャビネットを設置できます。内部は棚板をあえてなくすことで収納の自由度が増した気がします。お客さまのアイデアで配線をS字フックで吊るせるようにバーを内部天井に設置。機器類、配線を端に寄せれば残りのスペースに本を入れても良いし、箱などいろいろ収納できそうですね。素材はお部屋の雰囲気に合わせたブラックウォルナット。もちろんオール無垢材でオイルフィニッシュ。サイズ感はあまり大きくなり過ぎず、高さはソファに座っていても圧迫感はないと思います。天板の上には電話機を配置、電話線もスマートに本体内に収まるようにしております。完成してみるとなんて事ないただの箱ですが、事前にしっかり打ち合わせをさせていただいたお陰だと思っております。いかにシンプルにスマートに収納させるかを考えるのも家具屋のお仕事です。
4年前に納めた鉄脚のローテーブル。家族が増え、生活ス...
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4年前に納めた鉄脚のローテーブル。家族が増え、生活スタイルも変化してきたために床に座るより椅子に座る生活に変えたいというご要望でした。天板はそのまま活かし、脚を木脚に替え高さを上げます。うえの写真はBeforeです。お家を新築したタイミングで納品したのを思い出します。ズッシリ思いテーブルを2階まで上げるのを大工さんがお手伝いしてくれたっけ。いい笑顔ですね。
4年間の月日が味として天板に現れています。小さなお子様が2人だと食べこぼしやクレヨン、マジックの跡が残っていますのでここは一度クリーニングを。先ずはサンディングで汚れを削り落とします。この時点でもう脚の交換は終わっていますね。後ろにチラリと黒い柵のように写っているのが鉄脚です。
そしてオイルを塗り込みます。潤いが蘇ります。nineではオスモというドイツのメーカのオイルを使用しております。
キレイになりました。後はオイルが乾いたらいつも通り使ってもらえます。
無垢材のオイルフィニッシュ仕上げについて
無垢材の天板なので突き板、化粧合板と違って削って汚れをリセットし新品の状態まで戻すことが可能です。オイルフィニッシュは輪じみや油染みがつきやすいと思われがちですが、日々のお手入れでキレイな状態を保つこともできると思いますし、メンテナンスをしながら使うことで経年による味というか深みが出るし何より愛着が増します。日々のお手入れもそんなに難しいことはなく、コツとしては食事などをした後は必ず固く絞った布巾で拭き残しなく拭くということです。食べ物をこぼしても大丈夫、拭けば良いのです。おばあちゃんちの縁側のイメージとよくお伝えします。毎日拭き掃除するのでピカピカですよね。もし天板の艶がなくなりカサカサ感が出てきたなと思ったらワックスやオイルを塗ってください。カサカサの状態で油っぽい食べ物ををこぼしてしまうと油染みが取れにくくなってしまうのでカサカサする前にワックスかオイルを塗ることをお勧めします。
なんか細かいことをツラツラと書いておりますが、あまり神経質にならずに大らかな気持ちで使ってもらえたらなと思います。子育てが落ち着くまでガシガシと使ってもらって、その後nineにご連絡頂ければバッチリ綺麗にお直しに駆けつけます。日々のメンテナンスも分からないことがあればご相談ください。ご来店してもらえればやり方も教えますし、おすすめのワックスやオイルなどご紹介します。無垢材のテーブルは良いですよ〜、触ったときに感じる木の本来の質感は合板のウレタン、ラッカー塗装とは明らかに違います。使いながら育てるような感覚で長く家具とお付き合いしてもらいたいと思っております。
nineの定番のソファW.F.sofa。オーダ...
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nineの定番のソファW.F.sofa。オーダーメイドですので木部の樹種やクッションの生地を選ぶことができます。もちろん1人掛け、2人掛け、2.5人掛けとサイズ変更も可能です。クッションは少し固めの仕様で長く座っていても腰に優しいです。3人掛けでもソファ全体の大きさは比較的にコンパクトです。それでも大人がゴロリと横になれる広さがあります。お店に展示がありますので是非座りに来てください。
お客さんのご要望であれば着色もしますし、ご希望の取っ手や...
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お客さんのご要望であれば着色もしますし、ご希望の取っ手やキャスターも取付けます。しかし何でもかんでもご要望に添うと諸々のバランスが崩れて、こんなんでけました〜みたくなるのでその辺はじっくり打ち合わせでご相談させていただきます。nineらしさも感じられるように。オーダー家具の難しく面白いところであります。
コーナーの有効な使い方。4年前に納めたテレビ台が...
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コーナーの有効な使い方。4年前に納めたテレビ台がそのまま延長されるイメージで、コーナーにテレビを設置したいというご要望。遠方のお客さんなので綿密な打ち合わせを重ねました。素材はナラの集成材を使用しています。もっと大きなテレビが載るのですがイメージを膨らますためにiMacを置いてみました。あとは納品設置の時に一発でハマってくれと祈るのみです。(昨年末に無事納品されました。)
長岡に新しくオープンした美容室「maison...
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長岡に新しくオープンした美容室「maison de maru」。セット面の製作を担当させて頂きました。個性的な壁面にすっと馴染むように主張しすぎないnineらしいシンプルな形に。かつ壁面に完全に負けないようなしっかりした素材感。その辺のバランスを心掛けました。店主さんにも喜んでもらえてホッと一安心。お客さんとマンツーマンで向き合おうとするmaison de maruの女性店主さんの姿勢にリスペクトです。JAMES長岡さんのお隣good luck coffeeさんの上になります。
今回美容関係の設備、什器のカタログを見せてもらいましたが、nineのようなオーダー家具の入り込む余地があるなと感じております。価格的にもそんなに大差はないのかなと。他とは違うありそうでないものをお探しの方、是非一度ご相談ください。なんせひとりで製作していますので早めの段階でご相談いただけると納期的に実現が可能なのかなと思います。よろしくお願いします。
今日もコウバで頑張ってお仕事しております。籐張りチェ...
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今日もコウバで頑張ってお仕事しております。籐張りチェストの扉の取り付けをしています。お待たせしておりますが、もう少しで完成となります。ありがたいことにこのチェストは東北は宮城県からのオーダーです。地元のお客さんも嬉しいのですが、遠くのお客さんも同じくらい嬉しいです。なんとか時間を作って自ら納品に行けないかと目論んでおります。みちのく一人旅〜。
天板も脚もそうだけど、丸い形って四角くく加工した材料...
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天板も脚もそうだけど、丸い形って四角くく加工した材料をさらに削りだすので手間をかけて面積を減らすことになるのであります。スクエアな道具的な角っとした感じも良いし、どこか動物的な雰囲気のある丸い感じも良い。どっちも良い。
楕円形とひとことで言えどもその形はいろいろ。卵ようで...
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楕円形とひとことで言えどもその形はいろいろ。卵ようであったりレンズのようであったり。今回はお客さんと打合せを重ね角丸長方形に。Rの部分は半円形。陸上競技場的な。
nineの家具はこちらの工場で作られています。工場(...
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nineの家具はこちらの工場で作られています。工場(コウジョウ)というより工場(コウバ)と呼ぶに相応しいこの佇まい、広さ、いや狭さ。実家の農作業小屋をお借りして木工機械を並べただけの必要最小限の作業所です。この時はちょうど楕円形のダイニングテーブルを製作中です。
nineの家具の塗装は殆んどがオイルフィニッシュの仕...
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nineの家具の塗装は殆んどがオイルフィニッシュの仕上げとなっております。木の質感を触って感じてもらいたいので塗膜を付ける塗装をせずにオイルをしみこませる方法をとっています。クリア(透明)なオイルを塗ることで木の本来の色味が出てナチュラルな雰囲気となります。使い込むことで色が濃くなったりツヤが出てきたりして経年による変化をお楽しみいただけます。たまにメンテナンスでオイルやワックスを塗ってあげることでツヤが蘇り味わい深くなってゆくことでしょう。
こちらの円卓はnineのお店の展示品とは違う箇所がい...
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こちらの円卓はnineのお店の展示品とは違う箇所がいくつかあります。ディテールなのですが、まず天板の縁が立ち上がっていません。平らな、フラットであるということです。あと脚の形状が丸脚ではなく先細りの角タイプになっています。どちらも加工する上で手間がかからない仕様なのであります。故にお値段にもその辺りが反映されてくるわけで、見積り的にも優しい感じとなります。もちろんサイズも樹種も変更可能です。
円卓のみならずソファ、ダイニングテーブル等それぞれの仕様により価格も変わってきますのでweb上では価格を表示していないものがあります。(お店の展示品についてはもちろん表示がございます)ご来店頂き展示品を見ながらご希望を伺いましてお見積りをお渡ししております。もちろん見積もりは無料ですので是非一度お店に足をお運びください。
よろしくお願いします。
古民家を解体することになり、その家の屋根裏に眠ってい...
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古民家を解体することになり、その家の屋根裏に眠っていた建築の為に製材され使われなかった材木を支給され、それを使って何かを製作して欲しいとの依頼。何の木かわからない大きな一枚板は結構反っていて厚みが30㎜程度、そのまま1枚板のテーブルにするには反りをなくすために削って調整しておそらく15㎜厚くらいの仕上がりに。テーブルにするは薄すぎるし、真ん中に手のひらサイズの節穴も空いているし、何せ2000×1000㎜の大きさは普通のお家にはちょっと大きすぎ。勿体ないけど細かく切ってスツールなどにしてはどうかと提案したところ、取れるだけの大きさでデスクをお願いしたいというところに話は落ち着きました。
樹種が不明なこの木材はブラックウォルナットのように黒っぽい木肌で、カツラやホウノキのような柔らかさと軽さのある加工しやすい材料でした。仕上げにオイルを塗ってみると木目はそれほど美しいというほどではないのですが、独特の風合いというか黒いうねりというかなんとも言えない存在感のある仕上がりとなりました。
何年も眠っていた材料がこうして時間を経て家具として生まれ変わって使わていく。何かロマンを感じてしまいますが、私も一役を担えて良かったです。よい機会を与えてもらいました。
2000×1000㎜の一枚板これはこれで良い感じなのですが、反りと大きな節穴が。どこを切ってどうハギ合わせるかじっくり悩みます。
仕上がりは1400×600㎜のサイズに。3枚ハギです。これならば25㎜厚であがります。虫喰い穴と多少の節と割れは残さざるを得ませんが、それはそれで味わいがあります。
椅子やテーブルの脚などは基本ホゾ加工で接合しています...
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椅子やテーブルの脚などは基本ホゾ加工で接合しています。写真は加工中のテーブルの脚の部材です。力が掛かる箇所にはホゾを2枚にして更に強度を増します。2枚にすることで作業の手間はかかりますが、ボンドの接着面も増えるし木材の伸縮にも対応してくれるので、ここぞという場所にはこの加工は欠かせません。
趣味の手芸のあれやこれやを収納するために棚を製作させ...
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趣味の手芸のあれやこれやを収納するために棚を製作させていただきました。打ち合わせで色々とお話をきかせてもらい、本や資料などのファイル、手芸の道具そして人形を並べたいとのご要望がありました。サイズもしっかりとお聞きしてすんなりとモノが収まり、かつnineらしくシンプルに素材の良さを感じていただけるようご提案をさせていただきました。また、壁にピタリとくっ付くように設置したいというご希望もあり、お部屋の巾木をしっかりとかわすように製作いたしました。無垢材のブラックウォルナットの質感が存在感を引き立てます。
子供部屋の限られたスペースに机を置きたい、し...
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子供部屋の限られたスペースに机を置きたい、しかも本棚のようにたっぷり収納もほしい。というお客さんの要望を受け、一緒にアイディアを出し合って形になったのがこのデスク。デスクと本棚を前後に並べた形で分けて使うこともできます。デスクのサイズは900×500と小ぶりなものの本棚と並べると棚がデスクの天板とつながって広々と使えます。将来的に場所を変えて使う場合も分割できることで横に並べて使ったり、本棚は本棚として別の場所で使えたりするので用途が広がります。引き出しもお客さんのご希望で左右の大きさを変えております。
横から見た時の華奢な感じがとても気に入っているナ...
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横から見た時の華奢な感じがとても気に入っているナインチェア。座面は籐張りかペーパーコード張りかをお選び頂けます。籐は経年と共に飴色に変化し味わい深くなり、ペーパーコードはざっくりとした凹凸のある張り上がりとなり、それぞに良さがあるのが悩ましいところです。肘掛けがあり、座面が広めなのでゆったりと座って頂けると思います。お店には普段私たちが愛用しているナインチェアがありますので是非座り比べに来て下さい。籐張りの10年選手もおり、それはそれは素晴らしい飴色に変化しております。
定番のスツールのイメージそのままでハイスツールを製作...
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定番のスツールのイメージそのままでハイスツールを製作してほしいとのご依頼でした。ただ単純に脚を伸ばすのではなく座面の広さや脚の開き、角度を微妙に調整し変更しております。
籐張りのテレビ台です。メープル材のなめらかな質感と籐...
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籐張りのテレビ台です。メープル材のなめらかな質感と籐の涼やかさが相まってとても爽やかな印象のテレビ台となりました。そのイメージに合わせて引き戸に取っ手は付けずにシンプルな掘り込みの手掛かりとしました。違う素材を組み合わせることによりそれぞれの質感を高め合うというnineが製作、設計で心がけていることの良い一例でないでしょうか。大きさはもちろんお客さまのご要望に合わせ製作。納品時にぴったり過ぎてちょっと焦りましたが、収まってよかったです。
ソファは壁際に設置するだけではありません。お部屋の真ん中に置...
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ソファは壁際に設置するだけではありません。お部屋の真ん中に置かれることだってあります。そうなるともちろん背中の美しさも兼ね備えていなくてはなりません。設計、製作で手を抜けるところはなかなかないのであります。
nineの家具はオーダー家具。サイズや樹種などある程...
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nineの家具はオーダー家具。サイズや樹種などある程度お好みに合わせて製作いたします。ソファも3人掛け、1人掛け、2.5人掛けとございます。生地もたくさんのなかからお選び頂けます。樹種、生地の種類や大きさによって価格もかわってきます。その都度の見積もりとなりますので遠慮なくご相談ください。
テーブル用とテレビ台用の脚です。構造が一緒なのでまと...
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テーブル用とテレビ台用の脚です。構造が一緒なのでまとめて製作したほうが効率的かなと思ったのですが、幕板の形状や長さが違ったりして結構厄介でした。効率よくお仕事したいものです。
何も着色しておりません。ただ削っただけでこの色です。...
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何も着色しておりません。ただ削っただけでこの色です。それがブラックウォルナット。オイルフィニッシュをするとさらにその黒さが際立ちます。テーブル天板用の幅ハギで木目を合わせています。並びを変えたり、上下左右ひっくり返していちばんしっくりくる木目の組み合わせを検討します。同じ樹種でも色味が違ったり、節があったり、木目がイマイチだったりしてもう一枚削り直すこともしばしば。ただ並べるだけではないのです。結構悩ましい、そしてテーブルの表情を決める大事な作業なのです。