テーブルメンテナンス(ブラックウォルナット編その1)

7年間使用したブラックウォルナットのダイニングテーブルの天板をキレイにします。

7年間ほぼノーメンテナンスでこの状態です。さすがに傷がついていたり、カサカサになって油染みや輪染みもありますので、しっかり削っていきたいと思います。

さて仕上がりはどうなることでしょう。

味があるといえばそうですが、さすがに使用感が強いです。

見る角度、光の当たり具合で色味、汚れの見え方も違います。

土ものの器と言いますか、作家さん物の器、ざらっとしたものは引きずると傷がつきます。重い器注意です。

しつこい油染み。カサカサになっていると付きやすい。日頃からオイルやワックスを塗っておくことをお勧めします。

絵の具でしょうか?拭いても落ちない汚れ。

輪染みは思ったより少なかった。

テーブルメンテナンス(ブラックウォルナット編その2)

サンダーで削っていきます。

普段さらっとお手入れする時は、#400程度のペーパーを当て木やコルクに巻き付けて、木目方向にあててください。

全体に満遍なく、同じところだけ擦らないように、均等に。

大体傷も消えるくらい仕上がりました。

そしてオイルの再塗装。たっぷり塗ります。

水槽台

ネイチャーアクアリウムというのでしょうか。水槽の中に自然の景観や生態系を再現して愛でる。とても綺麗で心奪われますよね。インテリアにあるととても贅沢な気持ちになります。お手入れ、メンテナンスも大変なのでしょうが、それがまた楽しいのですよね。

水槽のサイズアップの際に、従来の使用していた台の重さに対する強度に不安があった為、作り替えたいという依頼でした。

厚みのあるナラ材を使用し、ご希望で節のワイルドさを強調。支給の鉄脚を組み合わせ、今まで使っていた籠がピタリと2つ入るように。

お客さんも満足の力強い仕上がりだったようで、大変よろこんで貰えました。

水槽の乗った写真を送ってもらいました。中に水や生き物が入った様子も楽しみですね。

ありがとうございました。

 

nineオフィシャル動画作りました

ご縁がありまして、nineのオフィシャル動画を @shooo.film さんに撮影してもらいました。

円いテーブルのオーダーから制作、納品までのショートフィルム仕立てです。

HP内にも貼り付けてありますので、どこにあるか見つけてみてください。

 

ケヤキの一枚板リメイク(before)

 

大工だったおじいちゃんが遺した、昔作ったケヤキの1枚板の天板。その形がゆえになかなか使いにくかったようで、お家を新築する際に何とか形を変えて使えるようにできないかとご依頼がありました。

随分といろんな所に断られたようですが、おじいちゃんの想いを今に繋げてゆくことも、我々のできる仕事ではないでしょうか。

先ずは使いやすい長方形にカット。しかし、切り込み線上におじいちゃんが節埋めで施した葉っぱの埋木が。切るか残すか悩ましいところ。それにしても強引に取り付けられた反り止め部材が外れない。ネジも全部キレてるし…。ハツるしかないな。天板も反りっ反りだし、平に削るしかないな。

さてさて、無事に形になるのかしら。